個人的な理解-念仏と五井先生の教え2

五井先生の解説によれば消えていく姿の基本的な方法とは

「観の転換」ということになります。

人の本源である神の御心から離れた想念はみな「業想念」で、

業想念は人に蓄積されたものであるが、想念あるいは現象として

出現したら追いかけなければ消えていく物である。

しかし消えていく想念を追って掴むと、再び蓄積されてしまう。

だから業想念が出たら想念をパッと「転換」する。

 

この時、業想念は自力で消す訳ではありません。

守護の神霊や平和の祈りを想うことで消してもらう形をとります。

五井先生は業想念を様々な物に例えて解説していますが、要するに

どんな汚れも神の光の前では蒸発していくようなイメージです。

そうやって業を追わずに祈りに想念を置くことを「祈りの中に入る」

とか「統一する」などと表現されていますが、それを行じ続けて

潜在意識を浄化していき、神の子としての本心に至るというのが

「消えていく姿で世界平和の祈り」ということになります。

(私は白光真宏会の会員ではないから理解に不備があるかも知れません。)

 

潜在意識という言葉が出てきましたが、これは精神世界に興味を

持つ人にはお馴染みですね。潜在意識を書き替えて願望を実現しよう

という「引き寄せの法則」はあまりにも有名です。私も20年以上前の

インターネット黎明期にこうした情報に接し、意中の人と結ばれようと

イメージングや腹式呼吸を盛んにやりました。

こうした精神世界の中でもいわゆるスピ系と呼ばれる界隈では、

「思考は現実化する」「良い思考が良い現実を作る」「良い言葉が

潜在意識を書き替える」といった言説が多く、私も望む現実を引き寄せ

たいがために、一度はスルーしたホ・オポノポノに取り組んだりしました。

ここからオポノポノ、悟り系、ひとりさん等、いわゆるメソッドジプシー

と揶揄される状態に進んでいく事になりました。